県生協連からのお知らせ

第20回千葉県協同組合女性交流会報告

日 時 2013年11月13日(水曜日)10:00~14:00
会 場 成田市成田国際文化会館会議室
出 席 千葉県生活協同組合連合会34名(コープみらい19名・パルシステム千葉6名・生活クラブ虹の街5名・県連4名)、JA千葉女性部協議会・JA千葉中央会7名、JF千葉女性部連絡協議会・千葉県信漁連11名
内 容 (1) 講演 「千葉の食文化について」
講師 食文化・料理研究家 中村 典子 様
 「日本の食文化」の特徴は、多様な食材・バランスがよい・自然の美しさ・年中行事とのかかわりがあることをあげ、農産物や海産物が豊富であり、季節を活かし目でも楽しんだり、発酵食品の発達、ハレやケ(ふだん)の日の食生活には儒教の教えが含まれていることなど、日本の食文化には地域や社会状況など多くの要素があることがわかりました。
 「千葉の食文化」では、房総半島は海と川に囲まれ温暖で肥沃な土地でそこからは全国有数な農産物が収穫でき、海からも豊富な魚介類が獲れ、酪農や醤油醸造などの産業も盛んであることを、具体的な食材名を挙げてお話しいただきました。また、千葉の代表的な郷土料理では、太巻き寿司、性学もち、はば雑煮、落花生味噌、あじのさんがなど料理が生まれた背景や中村さんの海外での体験談も交え、話していただきました。
 参加者からは、「初めて知った食材やいろいろな料理があることを興味深く聞きました。」「日本のみならず、アメリカの食文化の違いも解りました。」「子どもたちへの継承、楽しく食育することがとても大切だと思いました」などの感想がありました。
(2) 調理実習「太巻き寿司」
講師 東金市太巻き寿司研究会 原 秀子 様(フードコーディネーター)
 千葉の郷土料理の1つ「太巻き寿司」は「パンダ」と「秋あざみ」を作りました。巻き方の順番やコツを教わり、包丁を入れ柄が出ると、歓声が上がったり、個性豊かな作品が出来たり、楽しい調理実習となりました。
(3) 試食・交流
 グループごとに試食をしながらの交流では、講演の感想や太巻き寿司の出来具合を話したり日頃の活動の情報交換など、親睦を深め有意義な場となりました。


講演に耳を傾ける参加者


太巻き寿司作り


パンダと秋あざみ

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