県生協連からのお知らせ

千葉県消費生活の安定及び向上にむけた県民提案事業
千葉県消費者学習交流会(高齢化社会と消費者)を開催

 地域では急速に高齢化が進み、高齢者の消費者被害が千葉県でも増え続けています。

 消費者団体千葉県連絡会では、2月18日(金)、労働者福祉センターにおいて、千葉県消費者学習交流会(千葉県消費者大会)を「高齢化社会と消費問題」をテーマに開催いたしました。

 この事業は千葉県消費生活の安定及び向上にむけた県民提案事業として千葉県が国の活性化基金を使い、09年度より県の委託事業として実施しています。本年度も消費者団体千葉県連絡会やちばコープ、パルシステム千葉、生活クラブ、なのはな生協、充実ネットちばなど20の消費者団体が受託し23の事業を実施しています。

 千葉県消費者学習交流会では、午前の部として、「だまされない高齢者になるために~必要なのは、お金よりも『生きがい』~」と題し、亀山孝之氏(ファイナンシャルプランナー)から講演をいただきました。詐欺や悪質商法にだまされず有意義な人生を送る高齢者になるには「貯金より」「貯友」、必要なのは、お金より「生きがい」です。今日のみなさまのように、地域のなかで、ますます活動をされることを期待します。とのエールをいただきました。

 午後の部では、仲野弘子氏(保健師)から、「認知症の予防と患者への対応」についてお話をいただきました。認知症の特徴や予防、認知症患者への対応、地域での取り組みについてわかりやすくお話いただきました。

 つづいて、団体からの活動の交流を行いました。住宅問題、医療問題、中小業者の問題、県の職員労働組合の取り組みや消費者行政の充実強化をめぐる活動などが報告され、それぞれの今後の活動をすすめていく上で大変有意義な交流となりました。


・亀山氏講演


・仲野氏講演


・各団体からの報告


・会場からの発言

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